[論文レビュー] An empirical analysis of the relationship between web usage and academic performance in undergraduate students
本研究では、ヨハネスブルグ大学の2,153名の学部生から得られたプロキシログデータを分析し、ウェブ利用行動と学業成績の関係を検討した。その結果、ウェブ閲覧の頻度が高いと学業成績が低くなるというわずかだが統計的および教育的有意な相関が認められ、特に成績の優れた学生は軒並み軽度利用者であることが明らかになった。
The use of the internet, and in particular web browsing, offers many potential advantages for educational institutions as students have access to a wide range of information previously not available. However, there are potential negative effects due to factors such as time-wasting and asocial behaviour. In this study, we conducted an empirical investigation of the academic performance and the web-usage pattern of 2153 undergraduate students. Data from university proxy logs allows us to examine usage patterns and we compared this data to the students' academic performance. The results show that there is a small but significant (both statistically and educationally) association between heavier web browsing and poorer academic results (lower average mark, higher failure rates). In addition, among good students, the proportion of students who are relatively light users of the internet is significantly greater than would be expected by chance.
研究の動機と目的
- 学部生におけるウェブ利用行動パターンと学業成績の実証的関係を調査すること。
- 客観的なプロキシログデータを用いて、ウェブ閲覧の頻度が高いことが学業成績の悪化と相関しているかどうかを特定すること。
- 成績優秀者と成績不良者との間でのインターネット利用プロファイルを比較し、行動的差異を同定すること。
- インターネット利用が、成績不良の直接的原因ではなく、背後に潜む行動的・心理的要因の兆候である可能性を検討すること。
- 学生の時間管理およびデジタル自己規制に関する介入を支援するため、教育的戦略に役立つ行動パターンを特定すること。
提案手法
- 学生がキャンパスに居住している場合の大学の住宅用インターネット接続ログから、ウェブ閲覧行動の完全な記録を得るための詳細なプロキシログの収集。
- データ量またはセッション頻度に基づいて、合計ウェブ利用量をもとに「重い利用者」と「軽い利用者」に学生を分類。
- 複数の第二学年コースにおいて、重い利用者と軽い利用者の間で学業成績(平均得点、不合格率)を統計的に比較。
- カイ二乗検定と効果量分析を用いて、成績優秀者と成績不良者との間での利用行動の差の有意性と実用的意義を評価。
- オーウェン=スミス&ノヴェリエ(1982年)のインスパイアを受けた生態的採餌研究の手法を応用し、学生のウェブ利用行動パターンのモデル化と解釈。
- 科目固有のデータを分析することで、学業成績および利用行動パターンにおける科目固有の差を制御。
実験結果
リサーチクエスチョン
- RQ1学部生において、ウェブ利用量と学業成績の間に有意な相関が認められるか?
- RQ2成績優秀な学生と成績不良な学生との間で、ウェブ利用行動パターンにどのような差が認められるか?
- RQ3ウェブ利用の頻度が高いことは、成績不良の直接的原因ではなく、背後に潜む行動的・心理的要因の兆候である可能性がどの程度高いか?
- RQ4ウェブ利用と成績の関係が顕著に異なる特定の専門分野が存在するか?
- RQ5成績優秀者に占める軽度利用者の割合が、確率的期待値とは統計的に有意に異なるか?
主な発見
- ウェブ利用量の増加と学業成績の低下の間には、わずかだが統計的および教育的有意な負の相関が認められ、重い利用者は軽い利用者に比べて平均的に低い得点を記録した。
- 第二学年経済学において、重い利用者は平均46.2%、軽い利用者は49.7%であり、3.5ポイントの成績格差が認められた。
- 第二学年数学において、重い利用者は平均55.3%、軽い利用者は58.0%であり、2.7ポイントの差が認められた。
- 第二学年法律において、重い利用者は平均52.7%、軽い利用者は55.5%であり、2.8ポイントの格差が認められた。
- 成績優秀者に占める軽度利用者の割合は、確率的期待値よりも有意に高かった。これは、成績優秀者に特徴的な行動パターンがあることを示している。
- 唯一の例外は社会学、政治学、人類学の授業であり、重い利用者がわずかに成績優秀(55.52% vs. 55.14%)であったが、この差は微小であり、他の専門分野では一貫性がなかった。
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このレビューはAIが作成し、人間の編集者が確認しました。