Skip to main content
QUICK REVIEW

[論文レビュー] Applying a Hybrid Query Translation Method to Japanese/English Cross-Language Patent Retrieval

Masatoshi Fukui, Shigeto Higuchi|ArXiv.org|Jun 24, 2002
Semantic Web and Ontologies参考文献 15被引用数 6
ひとこと要約

本稿は、翻訳のあいまいさを解消するために複数の辞書とbi-gram統計を組み合わせるハイブリッドクエリ翻訳手法を提案し、日本語/英語間のクロスリンガル特許検索に適用している。この手法は平均適合率で単言語検索性能の76%を達成しており、あいまいさ解消が単純な辞書ベース手法に比べてクロスリンガル特許検索の有効性を顕著に向上させることを示している。

ABSTRACT

This paper applies an existing query translation method to cross-language patent retrieval. In our method, multiple dictionaries are used to derive all possible translations for an input query, and collocational statistics are used to resolve translation ambiguity. We used Japanese/English parallel patent abstracts to perform comparative experiments, where our method outperformed a simple dictionary-based query translation method, and achieved 76% of monolingual retrieval in terms of average precision.

研究の動機と目的

  • 日本語と英語間のクロスリンガル特許検索性能を、ハイブリッドクエリ翻訳アプローチを用いて向上させること。
  • 技術的特許検索文脈における翻訳のあいまいさ解消の有効性を評価すること。
  • 辞書ベースの翻訳とbi-gram統計を用いたあいまいさ解消の両者を比較して性能を評価すること。
  • 特許情報検索分野において、クロスリンガル検索性能が単言語検索にどの程度近づくかを評価すること。

提案手法

  • システムはEDR技術用および一般用の辞書を用いて、クエリ語のすべての可能な翻訳を生成する。
  • リストにない語は表音転写によりターゲット言語における音声的同等物を生成する。
  • NACSISコレクションからのbi-gram統計を用いて、最も確率の高い翻訳の組み合わせを選択することで、翻訳のあいまいさを解消する。
  • 検索エンジンはTF·IDF重み付けを用いたベクトル空間モデルを用いて文書をランク付けする。
  • 英語文書はWordNetを用いてストップワード除去および語形還元処理が行われる。日本語文書はChaSen形態素解析器を用いて分かち書きされる。
  • クエリと文書ベクトル間のコサイン類似度に基づいて関連文書を抽出し、必要に応じて機械翻訳を実行して可読性を向上させる。

実験結果

リサーチクエスチョン

  • RQ1bi-gram統計を用いたあいまいさ解消により、クロスリンガル特許検索性能が向上するか?
  • RQ2日本語/英語特許検索において、ハイブリッドクエリ翻訳手法の性能は単純な辞書ベース手法と比べてどのように異なるか?
  • RQ3特許分野において、クロスリンガル検索性能は単言語検索性能にどの程度近づくか?
  • RQ4NACSISコレクションから得たbi-gram統計は、より小さなターゲットコレクション(JAPIO)において翻訳品質を効果的に向上させることができるか?

主な発見

  • あいまいさ解消を施したハイブリッド手法(JEDIS)は、単言語日本語検索(JJ)の平均適合率の76%を達成しており、顕著な性能向上を示している。
  • 単に辞書ベースの翻訳を用いた手法(JEALL)は単言語性能の65.26%を達成しており、あいまいさ解消の有効性が裏付けられている。
  • JEDIS手法は全再現率レベルでJEALLを上回っており、bi-gram統計が翻訳のあいまいさを効果的に低減していることが示されている。
  • 特許の技術用語の難易度を考慮しても、本システムの性能は既存のCLIRシステムと同等であり、新聞記事および技術要約コレクションの性能と比較して妥当である。
  • k=1のk番目の翻訳選択で最良の性能が得られており、複数候補を用いるよりも高精度な単一翻訳がより効果的であることが示唆されている。

より良い研究を、今すぐ始めましょう

論文の読解から最終レビューまで、研究時間を劇的に削減しましょう。

クレジットカード登録不要

このレビューはAIが作成し、人間の編集者が確認しました。