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QUICK REVIEW

[論文レビュー] Deep Spiking Neural Network with Spike Count based Learning Rule

Jibin Wu, Yansong Chua|arXiv (Cornell University)|Feb 15, 2019
Advanced Memory and Neural Computing参考文献 28被引用数 11
ひとこと要約

本稿では、遅延やスパイクレートなどのハードウェア制約を考慮した直接的な神経モルフィックデプロイメントを可能にする、深層スパイクニューラルネットワーク(SNN)向けの新しいスパイクベースのバックプロパゲーションルールを提案する。この手法は、スパイクカウントを代理勾配として用いることで、時間的情報が余剰となるレートコード入力の学習が可能となり、10回のシミュレーション時間ステップでMNIST(MLP)で98.66%、MNIST(CNN)で99.26%の最先端の精度を達成する。これは間接的なANNからSNNへの変換手法を上回り、効率的なニューロモルフィックデプロイメントを可能にする。

ABSTRACT

Deep spiking neural networks (SNNs) support asynchronous event-driven computation, massive parallelism and demonstrate great potential to improve the energy efficiency of its synchronous analog counterpart. However, insufficient attention has been paid to neural encoding when designing SNN learning rules. Remarkably, the temporal credit assignment has been performed on rate-coded spiking inputs, leading to poor learning efficiency. In this paper, we introduce a novel spike-based learning rule for rate-coded deep SNNs, whereby the spike count of each neuron is used as a surrogate for gradient backpropagation. We evaluate the proposed learning rule by training deep spiking multi-layer perceptron (MLP) and spiking convolutional neural network (CNN) on the UCI machine learning and MNIST handwritten digit datasets. We show that the proposed learning rule achieves state-of-the-art accuracies on all benchmark datasets. The proposed learning rule allows introducing latency, spike rate and hardware constraints into the SNN learning, which is superior to the indirect approach in which conventional artificial neural networks are first trained and then converted to SNNs. Hence, it allows direct deployment to the neuromorphic hardware and supports efficient inference. Notably, a test accuracy of 98.40% was achieved on the MNIST dataset in our experiments with only 10 simulation time steps, when the same latency constraint is imposed during training.

研究の動機と目的

  • スパイクタイミングに依存する既存のスパイクベース学習ルールの非効率性を是正する。特に、時間的情報が余剰となるレートコード入力においては、その情報が不要である。
  • 間接的なANNからSNNへの変換手法に伴う限界を克服する。この手法は遅延と精度のトレードオフに苦しんでおり、後処理を必要とする。
  • 訓練中にハードウェア制約(例:遅延、スパイクレート)をネイティブにサポートする訓練手法を開発し、直接的なニューロモルフィックデプロイメントを実現する。
  • スパイクタイミングや事前学習済みのANNに依存せずに、MNIST や UCI のようなレートコードデータセットに対して、効率的かつエンドツーエンドで深層SNNを訓練可能にする。

提案手法

  • スパイクタイミングを無視し、入力スパイクを蓄積する非漏れ型のインタグレートアンドファイア(IF)ニューロンモデルを採用。これはレートコード入力に適している。
  • スパイク生成の非微分可能性を回避するため、勾配バックプロパゲーションに差分可能な代理としてスパイクカウントを用いる。
  • スパイクカウントを出力信号として用い、標準的な時間経過によるバックプロパゲーション(BPTT)を適用することで、深層SNNのエンドツーエンド訓練を可能にする。
  • 最大シミュレーション時間(遅延)やスパイクレートといったハードウェア制約を訓練目的に直接統合し、ニューロモルフィックハードウェアへの直接デプロイメントを可能にする。
  • 提案されたルールを用いて、MNISTおよびUCIデータセット上でマルチレイヤーパーセプトロン(MLP)および畳み込みニューラルネットワーク(CNN)アーキテクチャを訓練する。
  • データオーグメンテーション、バッチ正則化、ドロップアウトを回避し、性能の維持にあくまでスパイクカウントベースの学習ルールに依存する。

実験結果

リサーチクエスチョン

  • RQ1スパイクタイミングに依存せずに、スパイクカウントが深層SNNのバックプロパゲーションにおける効果的な代理勾配として機能するか。特に、レートコード入力で学習する場合に有効か。
  • RQ2提案された学習ルールは、ベンチマークデータセットにおいて、間接的なANNからSNNへの変換手法と比較して、精度と遅延効率の両面で優れているか。
  • RQ3推論遅延やスパイクレートといったハードウェア制約を訓練プロセスにどれほど統合できるか。直接的なニューロモルフィックデプロイメントを可能にするか。
  • RQ4提案手法は、高度な正則化やデータオーグメンテーション技術に依存せずに、MNISTおよびUCIデータセットで最先端の性能を達成できるか。

主な発見

  • 提案された学習ルールは、784-800-800-10のMLPを用いて、10回のシミュレーション時間ステップでのみ、MNISTデータセットで98.66%のテスト精度を達成した。
  • 28×28-12c5-2a-64c5-2a-10というアーキテクチャのスパイキングCNNは、データオーグメンテーションやバッチ正則化を一切使用せず、MNISTで99.26%のテスト精度を達成した。
  • この手法は、間接的なANNからSNNへの変換アプローチを上回り、CNNにおいては最高報告精度(99.44%)を上回る精度を達成しながら、直接的なハードウェアデプロイメントを可能にした。
  • 10ステップの時間制約下でもMNISTで98.40%の精度を達成し、厳しいタイミング制約下でも強力な遅延効率とほぼ最適な性能を示した。
  • スパイクタイミングに基づくバックプロパゲーション手法と比較して、スパイクカウントベースのルールは、時間的ダイナミクスの追跡が不要なため、計算量とメモリ使用量が著しく削減された。
  • 訓練中に遅延とスパイクレートの制約を統合することで、後処理や追加最適化を必要とせず、直接的なニューロモルフィックハードウェアへのデプロイメントを可能にした。

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このレビューはAIが作成し、人間の編集者が確認しました。