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QUICK REVIEW

[論文レビュー] Hierarchical Sequence to Sequence Voice Conversion with Limited Data

P. J. Narayanan, Punarjay Chakravarty|arXiv (Cornell University)|Jul 15, 2019
Speech Recognition and Synthesis参考文献 47被引用数 5
ひとこと要約

本論文では、マルチスプーカー音声変換におけるデータ不足を克服するために、大規模なシングルスプーカーTTSデータセットを事前学習オートエンコーダーとして活用する階層的シーケンス・ツー・シーケンス音声変換モデルを提案する。メルスペクトログ램を入力および出力表現として用い、階層的エンコーディングとアテンションベースのエンコーダ・デコーダアーキテクチャ、WaveNetボコーダーを組み合わせることで、限られた並列学習データでも高品質なエンド・ツー・エンド音声変換を実現する。

ABSTRACT

We present a voice conversion solution using recurrent sequence to sequence modeling for DNNs. Our solution takes advantage of recent advances in attention based modeling in the fields of Neural Machine Translation (NMT), Text-to-Speech (TTS) and Automatic Speech Recognition (ASR). The problem consists of converting between voices in a parallel setting when {\it $$} audio pairs are available. Our seq2seq architecture makes use of a hierarchical encoder to summarize input audio frames. On the decoder side, we use an attention based architecture used in recent TTS works. Since there is a dearth of large multispeaker voice conversion databases needed for training DNNs, we resort to training the network with a large single speaker dataset as an autoencoder. This is then adapted for the smaller multispeaker voice conversion datasets available for voice conversion. In contrast with other voice conversion works that use $F_0$, duration and linguistic features, our system uses mel spectrograms as the audio representation. Output mel frames are converted back to audio using a wavenet vocoder.

研究の動機と目的

  • 限られた並列音声変換データセットの課題に対処するため、大規模なシングルスプーカーTTS事前学習を活用する。
  • テキスト転写や強制アライメントを必要としないエンド・ツー・エンド音声変換システムを構築する。
  • F0 や期間などのプロソディック特徴量に依存せずに、メルスペクトログ램表現とWaveNetボコーダーを用いて高精細な音声変換を実現する。
  • 大規模な事前学習オートエンコーダーからの転移学習を、小規模なマルチスプーカー音声変換データセットへの適応に活用する。
  • 階層的エンコーダーでスタイル不変表現を学習し、デコーダーでターゲットスプーカーの特徴を注入することで、スプーカー固有の音声変換を実現する。

提案手法

  • 入力メルスペクトログラムフレームをコン pact かつ文脈を考慮した表現に圧縮するため、CBHG(畳み込みバンク、ハイウェイ、ゲート付き再帰ユニット)スタックを備えた階層的バイポーラルGRUエンコーダーを用いる。
  • 主エンコーダーの前段で、ドロップアウト率0.5のPrenetを適用し、カーネルサイズ1~25の畳み込み層とマックスプーリングを用いて階層的特徴を抽出する。
  • Tacotronをインspiredしたアテンションベースのデコーダーを採用し、残差接続付きGRU層とドロップアウト率0.1を用いて、フレーム単位でターゲットメルスペクトログラムを生成する。
  • 予測されたメルスペクトログラムとターゲット値の間のL1損失を最小化するため、最大尤度推定を用いてモデルを学習する。
  • 4段のトランスポーズ畳み込みアップサンプリング層と拡張畳み込みを備えたWaveNetボコーダーを用いて、生成されたメルスペクトログラムを音声に変換する。
  • まず、大規模なシングルスプーカーTTSデータセットでオートエンコーダーとして事前学習を行い、次に小規模なマルチスプーカー音声変換データセットで微調整することで、転移学習を実施する。

実験結果

リサーチクエスチョン

  • RQ1アテンションを備えた階層的シーケンス・ツー・シーケンスモデルは、限られた並列音声データのみで高精細な音声変換を達成できるか?
  • RQ2大規模なシングルスプーカーTTSコーパスでの事前学習が、小規模なターゲットデータセット向けの自己教師付き初期化としてどれほど有効か?
  • RQ3F0 や期間などの明示的プロソディック特徴量ではなく、メルスペクトログラムを用いることで、音声変換の品質と一般化性能にどのような影響を与えるか?
  • RQ4階層的エンコーディングは、生のメルスペクトログラム系列から音素に類似したコンテンツ表現を効果的に抽出できるか?
  • RQ5メルスペクトログラムに条件付けられたWaveNetボコーダーは、変換出力に対して聴覚的に自然な音声を生成できるか?

主な発見

  • 大規模なシングルスプーカーTTSデータセットを事前学習の出発点として活用することで、小規模なマルチスプーカーデータセットへの効果的な転移学習が可能となり、高品質な音声変換が実現した。
  • 階層的エンコーダーは、スプーカーのスタイルを分離可能な形でモデル化できるコン pact かつコンテンツに特化した表現に、入力メルスペクトログラムを効果的に圧縮した。
  • アテンションベースのデコーダーは、時間的整合性の高いターゲットメルスペクトログラムを生成し、WaveNetボコーダーを通過させることで自然な音声が得られた。
  • テキスト転写や強制アライメント、明示的な言語的特徴量を一切不要とすることで、パイプラインが簡素化されたエンド・ツー・エンド音声変換が実現した。
  • ハイパーパramータチューニング、特にCBHGネットワークの容量と戦略的なドロップアウト配置が、小規模データセットにおける一般化性能を著しく向上させ、過学習を低減した。
  • ポストネットを搭載していないにもかかわらず、モデルは妥当な音声変換を生成したが、一部の出力にぼやけた印象が見られた。これは、後処理による改善の可能性を示唆している。

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このレビューはAIが作成し、人間の編集者が確認しました。