[論文レビュー] Impact of h-index on authors ranking: A comparative analysis of Scopus and WoS
本研究では、350名のモナッシュ大学教員の出版記録を用いて、スコパスとウェブ・オブ・サイエンス(WoS)におけるhインデックス値と著者ランクを比較した。スコパスでは55%の著者がより高いhインデックスを示し、スコパスの独自出版物は4.1%のWoSに比べ12.4%であったが、両データベースにおける引用回数とhインデックスのスピアマン順位相関係数は高く、ほぼ同一であり、データの不一致にもかかわらず著者ランクにほとんど影響がないことが示された。
In academia, the research performance of the faculty members is either evaluated by the number of publications or the number of citations. Most of the time h-index is widely used during the hiring process or the faculty performance evaluation. The calculation of the h-index is shown in various databases; however, there is no recent or systematic evidence about the differences between them. In this study, we compare the difference in the h-index compiled with Scopus and Web of Science (WoS) with the aim of analyzing the ranking of the authors within a university. We analyze the publication records of 350 authors from Monash University (Australia). We also investigate the discipline wise variation in the authors ranking. 31% of the author's profiles show no variation in the two datasets whereas 55% of the author's profiles show a higher count in Scopus and 9% in WoS. The maximum difference in h-index count among Scopus and WoS is 3. On average 12.4% of publications per author are unique in Scopus and 4.1% in WoS. 53.5% of publications are common in both Scopus and WoS. Despite larger unique publications in Scopus, there is no difference shown in the Spearman correlation coefficient between WoS and Scopus citation counts and h-index.
研究の動機と目的
- スコパスとウェブ・オブ・サイエンス(WoS)におけるhインデックスの差異が、学術的著者ランクに与える影響を評価すること。
- 両データベース間の出版物カバー範囲と引用回数の差が、教員のパフォーマンス評価に与える影響を調査すること。
- スコパスとWoSにおける分野別hインデックスの一貫性とランク安定性の差を分析すること。
- 両データベースにおける引用回数とhインデックスの相関関係を評価し、ランクの信頼性を検証すること。
提案手法
- モナッシュ大学の350名の教員スタッフの出版記録を収集した。
- 各著者について、スコパスおよびWoSデータベースからのhインデックスと引用データを抽出した。
- 各データベースにおける著者ごとの独自出版物の割合を計算し、重複を比較した。
- スコパスおよびWoSにおける引用回数とhインデックスのスピアマン順位相関係数を算出した。
- 著者および分野ごとのhインデックス値の差を分析し、ランクの安定性を評価した。
- 統計的比較を用いて、両データベース間のhインデックス値および出版物カバー範囲の乖離の程度を特定した。
実験結果
リサーチクエスチョン
- RQ1同じ著者について、スコパスとWoSにおけるhインデックス値はどのように比較できるか?
- RQ2スコパスとWoSは、著者1人あたりの独自出版物数でどの程度異なるか?
- RQ3スコパスとWoSにおける引用回数とhインデックスの相関関係は何か? これは著者ランクに影響を与えるか?
- RQ4スコパスとWoSにおけるhインデックスの一貫性に、分野ごとの顕著な差異はあるか?
- RQ5スコパスの独自出版物数の多さが、WoSと比較して著者ランクに顕著な変化をもたらすか?
主な発見
- 31%の著者がスコパスとWoSの両方でhインデックスに差がなく、サンプルの3分の1で強い一貫性を示した。
- 55%の著者がスコパスでより高いhインデックスを示した一方、WoSで高い値を示したのはたった9%にとどまり、スコパスがhインデックスをやや高く評価する傾向にあることが示唆された。
- 両データベース間のhインデックス最大差は3にとどまり、極端なケースにおいても乖離は限定的であることがわかった。
- 平均して、著者1人あたり12.4%の出版物がスコパスに独自に存在する一方、WoSに独自に存在するのは4.1%であった。これはスコパスのカバー範囲が広いことを示している。
- 53.5%の出版物が両データベースに共通して含まれており、インデックス化されたコンテンツに顕著な重複があることがわかった。
- 出版物カバー範囲の差異にもかかわらず、引用回数とhインデックスのスピアマン相関係数は両データベースでほぼ同一であり、著者ランクにほとんど影響がないことが示された。
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このレビューはAIが作成し、人間の編集者が確認しました。