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QUICK REVIEW

[論文レビュー] Large-Scale MIDI-based Composer Classification

Qiuqiang Kong, Keunwoo Choi|arXiv (Cornell University)|Oct 28, 2020
Music and Audio Processing参考文献 26被引用数 6
ひとこと要約

本稿では、GiantMIDI-Pianoデータセットから抽出したフレーム、オフセット、ボリュームロールを用いた大規模なMIDIベースの作曲家分類システムを提案する。畳み込み再帰ニューラルネットワーク(CRNN)を活用することで、最先端の性能を達成した。10作曲家分類ではMIDI表現が音声ベースのログメルスペクトログ램を上回ることを示した(正確度:0.739)。一方、100作曲家タスクでは、音色の一般化能力に優れる音声特徴量が優勢となる。

ABSTRACT

Music classification is a task to classify a music piece into labels such as genres or composers. We propose large-scale MIDI based composer classification systems using GiantMIDI-Piano, a transcription-based dataset. We propose to use piano rolls, onset rolls, and velocity rolls as input representations and use deep neural networks as classifiers. To our knowledge, we are the first to investigate the composer classification problem with up to 100 composers. By using convolutional recurrent neural networks as models, our MIDI based composer classification system achieves a 10-composer and a 100-composer classification accuracies of 0.648 and 0.385 (evaluated on 30-second clips) and 0.739 and 0.489 (evaluated on music pieces), respectively. Our MIDI based composer system outperforms several audio-based baseline classification systems, indicating the effectiveness of using compact MIDI representations for composer classification.

研究の動機と目的

  • 作曲家分類のための大規模な記号的音楽データセット、特にクラシック・ピアノ音楽分野における不足を補うこと。
  • MIDIベースの表現が作曲家分類タスクにおいて音声ベースの特徴量を上回る可能性があるかを調査すること。
  • フレーム、オフセット、ボリュームロールを深層学習モデルの入力表現として用いる有効性を評価すること。
  • MIDIおよび音声特徴量を用いて10人および100人の作曲家分類タスクにおける性能を比較すること。
  • モデルの誤分類パターンを分析し、作曲家固有の特徴量の重要性を同定すること。

提案手法

  • 本研究では、MIDIファイルから抽出したフレームロール、オフセットロール、ボリュームロールを入力表現として用いる。各ロールは時間フレーム数Tと88鍵(K=88)のピアノキー数をもつT×Kテンソル形式である。
  • モデルは畳み込みニューラルネットワーク(CNN)および畳み込み再帰ニューラルネットワーク(CRNN)を用いて実装され、後者は局所的特徴抽出のためのCNNと時系列モデリングのためのLSTMを統合する。
  • 音声ベースのベースラインでは、標準的な前処理を施した音声クリップから計算されたログマグニチュードメルスペクトログラム(X_mel)を入力として用いる。
  • システムは30秒のクリップおよび完全な音楽作品を対象に訓練・評価され、作品単位の予測はクリップ単位の予測を平均化することで得られる。
  • 100作曲家分類のタスクでは、不均衡なデータセットにおける公平性を確保するため、全作曲家におけるマクロ平均正確度を用いる。
  • 訓練および評価は、2,786人の作曲家からなる10,854個のMIDIファイルを含むGiantMIDI-Pianoデータセット上で実施された。30秒クリップおよび完全な作品が評価に使用された。

実験結果

リサーチクエスチョン

  • RQ1大規模な作曲家分類タスクにおいて、MIDIベースの表現が音声ベースの表現を上回ることができるか?
  • RQ2フレーム、オフセット、ボリュームロールが個別および組み合わせて用いられた場合、さまざまな作曲家セットにおける分類正確度にどのように影響を与えるか?
  • RQ3作曲家の数が増加する(10対100)に伴い、MIDIベースのモデルの性能は低下するか、向上するか?
  • RQ4どの作曲家が最も簡単に、または最も困難に分類可能であり、その認識に最も寄与する特徴量は何か?
  • RQ5モデルアーキテクチャ(CNN対CRNN)がMIDIおよび音声入力における性能にどのように影響を与えるか?

主な発見

  • フレーム+オフセット+ボリュームロールを用いたCRNNモデルが、完全な音楽作品の予測において10作曲家分類タスクで最高の正確度0.739を達成した。
  • 30秒クリップでは、MIDIベースのCRNNシステムが10作曲家分類タスクで0.648の正確度を達成し、音声ベースのCRNN(0.620)および他のすべてのMIDI設定を上回った。
  • 100作曲家分類タスクでは、音声ベースのログメルスペクトログラムがすべてのMIDI表現を上回り、CRNNを用いて0.385の正確度を達成した。一方、最良のMIDIシステムは0.342にとどまった。
  • ボリュームロールの導入により、一部の作曲家(例:リシュト)の分類性能が向上したが、他の作曲家(例:バッハ、ショパン)では性能が低下した。これは、作曲家固有の特徴量の関連性を示している。
  • クリップ単位の出力を平均化した作品単位の予測は、クリップ単位の予測よりも正確度を向上させた。最良のシステムでは、10作曲家タスクで0.739、100作曲家タスクで0.489の正確度を達成した。
  • ベートーヴェンはシューベルトやモーツァルトと頻繁に誤分類された。一方、ハンドルとJ.S.バッハは、共通するバロック期のスタイル的特徴により、高い誤分類率を示した。

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このレビューはAIが作成し、人間の編集者が確認しました。