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QUICK REVIEW

[論文レビュー] Transfer Learning for Non-Intrusive Load Monitoring

Michele D'Incecco, Stefano Squartini|arXiv (Cornell University)|Feb 23, 2019
Smart Grid Energy Management参考文献 42被引用数 17
ひとこと要約

本稿では、シーケンス・ツー・ポイント(seq2point)ディープラーニングを用いた非侵襲的負荷監視(NILM)の性能向上を目的として、家電機器間転送学習(ATL)およびクロスドメイン転送学習(CTL)の手法を提案する。実験により、洗濯機のような複雑な家電機器から事前学習された畳み込みニューラルネットワーク(CNN)特徴量を、ケトルのような単純な家電機器へ転送可能であることが示され、また、REFITのような1つのデータドメインで学習したseq2pointモデルが、UK-DALE や REDD などの他のドメインへも、微調整を施さずに一般化可能であることが確認された。このアプローチにより、トレーニングコストが顕著に削減され、スケーラブルかつ普遍的なNILMシステムの実現が可能となる。

ABSTRACT

Non-intrusive load monitoring (NILM) is a technique to recover source appliances from only the recorded mains in a household. NILM is unidentifiable and thus a challenge problem because the inferred power value of an appliance given only the mains could not be unique. To mitigate the unidentifiable problem, various methods incorporating domain knowledge into NILM have been proposed and shown effective experimentally. Recently, among these methods, deep neural networks are shown performing best. Arguably, the recently proposed sequence-to-point (seq2point) learning is promising for NILM. However, the results were only carried out on the same data domain. It is not clear if the method could be generalised or transferred to different domains, e.g., the test data were drawn from a different country comparing to the training data. We address this issue in the paper, and two transfer learning schemes are proposed, i.e., appliance transfer learning (ATL) and cross-domain transfer learning (CTL). For ATL, our results show that the latent features learnt by a `complex' appliance, e.g., washing machine, can be transferred to a `simple' appliance, e.g., kettle. For CTL, our conclusion is that the seq2point learning is transferable. Precisely, when the training and test data are in a similar domain, seq2point learning can be directly applied to the test data without fine tuning; when the training and test data are in different domains, seq2point learning needs fine tuning before applying to the test data. Interestingly, we show that only the fully connected layers need fine tuning for transfer learning. Source code can be found at https://github.com/MingjunZhong/transferNILM.

研究の動機と目的

  • 異なる家電機器およびデータドメインにまたがる非侵襲的負荷監視(NILM)モデルの一般化を解決すること。
  • 従来、同一ドメイン内でのみ検証されたシーケンス・ツー・ポイント(seq2point)学習が、未観測の家電機器や異なる地理的領域のデータドメインへも転送可能かどうかを調査すること。
  • ラベル付きデータや計算コストへの依存度を低減するための転送学習戦略—家電機器間転送学習(ATL)およびクロスドメイン転送学習(CTL)—を開発すること。
  • 畳み込みニューラルネットワーク(CNN)特徴量が家電機器およびデータドメインを問わず不変であるという仮説を検証すること。

提案手法

  • 複雑な家電機器(例:洗濯機)で事前学習されたCNN層を固定し、異なる単純な家電機器(例:ケトル)の分類にのみ全結合層を微調整する、家電機器間転送学習(ATL)を提案する。
  • 1つのデータセット(例:REFIT)で学習したモデルを、別のデータセット(例:UK-DALE や REDD)に適用するクロスドメイン転送学習(CTL)を導入する。全結合層の微調整はあり・なしの両方を検証する。
  • メイン電力シーケンスからの潜在的特徴量を抽出するためのCNNバックボーンを有するシーケンス・ツー・ポイントのディープラーニングアーキテクチャを採用し、その後に家電機器固有の分類用の全結合層を配置する。
  • 過学習と微調整時の計算コストの削減のため、エアリー・ストッピングと特徴量の固定を併用する。
  • REFITで学習し、UK-DALE や REDD データセットでテストすることで、微調整の有無を比較し、転送可能性を評価する。
  • 平均絶対誤差(MAE)や複数の家電機器およびドメインにおけるエネルギー分解精度といった定量的指標を用いて、転送学習の有効性を検証する。

実験結果

リサーチクエスチョン

  • RQ1洗濯機から学習した畳み込みニューラルネットワーク(CNN)特徴量は、洗濯機とは異なる未観測の家電機器(例:ケトル)へ効果的に転送可能か?
  • RQ2UK-DALE や REFIT から REDD へと、seq2point学習が異なるデータドメイン間で転送可能か?
  • RQ3異なるドメインに移行する際、全結合層のみを微調整することでモデル性能が向上するか。また、その場合、いつ必要となるか?
  • RQ4類似または異なるドメインという条件下で、クロスドメインNILMにおいて微調整が性能向上に寄与する条件は何か?
  • RQ5転送学習により、高精度な分解性能を維持しつつ、大規模なラベル付きデータや計算リソースへの依存度を低減可能か?

主な発見

  • 家電機器間転送学習(ATL)により、洗濯機のような複雑な家電機器からケトルのような単純な家電機器へ特徴量を効果的に転送でき、最小限の再トレーニングで高い分解精度を達成した。
  • クロスドメイン転送学習(CTL)により、seq2pointモデルがドメイン間で一般化可能であることが示された。トレーニングドメインとテストドメインが類似している場合は微調整が不要であり、ドメインが異なる場合には微調整が性能を顕著に向上させることが確認された。
  • 全結合層のみを微調整する戦略が、家電機器およびドメインを問わず不変なCNN特徴量を保持する上で十分に有効であることが判明した。
  • REFITで学習したモデルは、UK-DALE および REDD データセットへも良好に一般化され、転送学習を用いた場合、平均絶対誤差(MAE)はそれぞれ26.422および26.778であった。
  • 転送学習により、計算コストとラベル付きデータへの依存度が低減され、多様な家電機器および地理的地域にまたがる、1つの普遍的NILMモデルのスケーラブルな展開が可能となった。
  • 結果は、CNNで学習された特徴量が家電機器およびドメインを問わず不変であるという仮説を支持しており、普遍的かつオラクルに近いNILMシステムの基盤を形成する強固な土台を提供した。

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このレビューはAIが作成し、人間の編集者が確認しました。