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QUICK REVIEW

[論文レビュー] What prevents Finnish women from applying to software engineering roles? A preliminary analysis of survey data

Annika Wolff, Antti Knutas|arXiv (Cornell University)|Feb 5, 2020
Gender and Technology in Education参考文献 35被引用数 10
ひとこと要約

本研究は、フィンランドのソフトウェア工学職における女性の割合が低い理由を、テクノロジー分野で活躍しているか関心を持つ252名の女性を対象にしたアンケート調査データを分析することで調査している。パスモデリングを用いた分析から、否定的な初期経験や学習機会の不平等の認識が、計算機科学分野における自己効力感や態度を損なうことで、間接的にキャリア応募の可能性を低下させることを明らかにした。これは、フィンランドの全体的なジェンダー平等水準にもかかわらず、ジェンダーのステレオタイプが根幹的な障壁であることを示している。

ABSTRACT

Finland is considered a country with a good track record in gender equality. Whilst statistics support the notion that Finland is performing well compared to many other countries in terms of workplace equality, there are still many areas for improvement. This paper focuses on the problems that some women face in obtaining software engineering roles. We report a preliminary analysis of survey data from 252 respondents. These are mainly women who have shown an interest in gaining programming roles by joining the Mimmit koodaa initiative, which aims to increase equality and diversity within the software industry. The survey sought to understand what early experiences may influence later career choices and feelings of efficacy and confidence needed to pursue technology-related careers. These initial findings reveal that women's feelings of computing self-efficacy and attitudes towards software engineering are shaped by early experiences. More negative experiences decrease the likelihood of working in software engineering roles in the future, despite expressing an interest in the field.

研究の動機と目的

  • フィンランドのソフトウェア工学職における女性の低比率が、同国が有する高いジェンダー平等水準にもかかわらず継続する根拠を特定すること。
  • 人生の初期経験や学習機会の認識が、女性の計算機科学分野における自己効力感やキャリア態度にどのように影響するかを明らかにすること。
  • 自己効力感と態度が、技術分野における女性のキャリア選択に果たす中間的役割を検証すること。
  • 社会的・教育的要因が、直接的な差別を超えた間接的経路を通じて、計算機科学分野におけるキャリア意思決定に与える影響を実証的根拠として提供すること。

提案手法

  • ソフトウェア工学職に就いているか、関心を持つ252名のフィンランド女性(うち3名は非二元性別)を対象にアンケート調査を実施した。
  • 性別多様性の向上を目的とした『Mimmit koodaa』イニシアチブに参加した被験者に焦点を当てた。
  • 初期経験、学習機会の認識、計算機科学分野における自己効力感、ソフトウェア工学に対する態度、キャリア応募意思に関するデータを収集した。
  • パスモデリングを用いて、否定的な経験や機会の不平等が、自己効力感と態度という中間的要因を通じてキャリア選択に与える間接的影響を検証した。
  • 変数間の関係の強さと有意性を評価するため、定量的分析を実施し、効果量とモデル適合度を評価した。
  • 一般自己効力感の説明力について検討したが、モデル内での意味のある影響は認められず、自己効力感の構造をより詳細に分析する必要があると示唆された。

実験結果

リサーチクエスチョン

  • RQ1否定的な初期経験は、フィンランドの女性のソフトウェア工学職に対する自己効力感と態度にどのように影響するか?
  • RQ2教育現場における学習機会の認識は、女性のソフトウェア工学分野における自己認識とキャリア意思決定にどの程度影響を及ぼすか?
  • RQ3計算機科学分野における自己効力感と態度が、初期経験とキャリア応募意思決定の間で果たす中間的役割は何か?
  • RQ4このデータセットにおいて、一般自己効力感と学習機会の認識が、キャリア選択に直接的効果を示さないのはなぜか?

主な発見

  • 否定的な初期経験は、計算機科学分野における自己効力感を著しく低下させるとともに、ソフトウェア工学職への態度を悪化させ、その結果、ソフトウェア工学職への応募可能性を低下させる。
  • 学校教育における学習機会の不平等の認識は、キャリア選択に直接的影響を及ぼさなかったが、自己効力感と態度に及ぼす影響を通じて、間接的にキャリア意思決定に影響を与えた。
  • 計算機科学分野における自己効力感と態度は、初期経験とキャリア応募意思決定の間で主な中間的要因であった。
  • 一般自己効力感はモデル内での説明力を持たなかったことから、計算機科学に特化した自己効力感とは別個の概念であり、本研究の文脈では関連する予測要因ではない可能性が示唆された。
  • 中間的要因の説明力は中程度から低めにとどまり、否定的な経験や学習機会の不平等以外の未測定要因がキャリア意思決定に影響している可能性を示唆している。
  • 本研究の結果は、間接的かつ複雑な障壁を解明するため、パスモデリングのような多変量モデルの活用が不可欠であることを支持している。

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このレビューはAIが作成し、人間の編集者が確認しました。